コンドーム。
なんとも言えない名前の響きだけど、ある日ふと思った。「最初にこれ使った人って、誰なんだろう?」と。
さかのぼれば古代エジプトでは亀の甲羅だとか、リネンの布とか、動物の腸とか…。いやいや、どうやって装着したんだそれ。正直、ロマンよりも違和感が勝つ。
でも、当時の人々はいたって真面目。梅毒とか天然痘とか、性病対策で真剣に工夫してたらしい。快楽とリスクは表裏一体。今も昔も、恋もエッチも命がけなのだ。
さて、人類が「これ、妊娠しないじゃん!」と気づいたのはいつなのか?たぶん経験則だと思う。だって、性交はしたけど、月日が経ってもお腹が膨らまない。「あれ?じゃあ、これ、避妊になるってこと?」って。科学よりも、体験ベースの知恵だったんだろう。
でもその一方で、「そんな不自然なことをしてはいけません」と怒る人たちもいた。そう、宗教と道徳。
19世紀のフランスなんて、1920年に避妊の宣伝や販売を法律で禁止。ピューリタンの精神、恐るべし。でもその裏で、地下コンドーム市場が盛り上がったとか。結局、人は縛られると逆に燃えるんだよね。
今の日本はというと、少子化が叫ばれて久しい。でも「じゃあ避妊禁止!」とはならない。なぜって?
そう、私たちは“性は快楽であってもいい”と、どこかで認めてしまったから。
もちろん、妊娠は命に関わる重大事。でも、望まない妊娠の多くは、合意の上の性行為から生まれる。つまり、計画や準備が足りなかっただけ。でも、そんな話をすると「じゃあ性行為を厳しく取り締まればいい」と言う人が出てくる。理屈は通ってる。でも、現実は?
無理だよ。性欲って、本能だもの。
お互い同意の上で、プレゼントやら食事やら愛のささやきやらを飛び越えて“ワリキリ”文化が存在するのもそのせい。
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でも、日本の法律はここにちょっと厳しい。とくに未成年に関しては、「合意があってもダメ!」というスタンス。
なぜか?やっぱり“守るべき弱者”としての価値観があるからだろうね。
でも、ひとつ引っかかるのは、「性は男性が得をして、女性が損をする」みたいな前提が、どこかに染みついてること。
いやいや、女性だって性を楽しむし、満足度の高い性交は、むしろ男性の努力で成立するものだ。むしろ、昔の男たちは「性のスキルに関しては自信があります」とか言ってたらしい。今の若い男性も見習ってほしい(笑)。
それと、男性が「多数の交配機会」を求める本能があるのは進化心理学的に説明がつくけど、問題はその“体力”。
男性には射精後の「おやすみタイム(リフラクトリー期間)」がある。でも女性にはそれがない。続けて何度でも可能。つまり、女性の体は「より良い遺伝子を見極めて選び抜く」ように進化している。すごい、母なる大地。
じゃあ、「男性も進化して、連続でできるようになればよかったじゃん」と言いたいところだけど、たぶんエネルギー消費の効率や、精子の質の維持のために、そうならなかった。自然は、無駄撃ちを許さなかったのだ。
性というのは、結局「命」と「快楽」の両方に関わる話で、古代から現代まで、人間はそれをどう扱うかで悩んできた。
コンドームひとつをとっても、それはただのゴムではなく、人間の知恵と妥協と欲望の歴史そのものだ。
そして私たちは、今もその続きを生きている。
亀の甲羅からラテックスまで、技術は進化したけど、人間の“性”にまつわる本音と建前は、あまり変わっていないのかもしれない。
※この記事は、昭和40年生まれのオジサンが考えた「ちょっと真面目で、ちょっとふざけた」雑記です。真剣に読むか、笑い飛ばすかはあなた次第!